学生時代の体育の時間のストレッチ運動などで、先生やコーチにいわれた記憶がある方もいらっしゃるかと思いますが、腹筋と背筋は紙一重なのだそうです。
なので、腹筋を鍛えてマッチョな人みたいに割りたい！女性らしい腹筋として割りたい！という方は、腹筋と背筋のトレーニングを同時進行で行う方が、結局腹筋も楽に鍛えられるのでお勧めです。
そもそもどうして腹筋と背筋と同時に鍛えることが得策なのかというと、かつて学生時代の体育の時間または部活のトレーニングなどで腹筋を鍛える運動をする時に、腹筋を鍛える運動を中心に行っていると背筋を痛めやすくなる・・・とか何とかいう話を聞いたことがありませんか？
腹筋だけでも背筋だけでもどちらか一方だけを鍛え上げようとすると、身体のバランスが少しおかしくなるというか、特に腰回りに負担がかかって腰痛になりやすくなったりするので要注意なのです。
また、どちらかだけ偏って鍛えすぎてしまうと、身体の体幹バランスが崩れて怪我しやすくなったり、場合によっては病気になりやすくなったりすることもあるそうです。
では、腹筋と背筋をほぼ同時に鍛える事が出来る方法は、というと、実はかなり身近な方法で実践することができます。
その方法は、自転車をこぐことです。
使う自転車はママチャリでも何でもよいのですが、６段変速くらいのギアが付いているタイプがお勧めです。
自転車で運動、というお話になると、電動機付き自転車でも大丈夫？などと聞いてくる人がたまにいらっしゃるのですが、そんな坂道でも安心安全に体力を使わないでこげる自転車で果たして筋肉をトレーニングすることが出来るのかというと、答えは残念ながらＮＯです。
腹筋を鍛えるにあたって同時に背筋を発達させる必要があるのですが、ギア変速できる自転車に乗ってゆるい傾斜の坂道を上る時に、足でペダルを踏みしめる力とハンドルを持ちつつ引いている力のバランスを取っているのが実は背筋だったりするのです。
時々自転車の立ちこぎをして坂道を登ろうとしている人もいますが、背筋と腹筋を鍛えるためにはサドルから腰を浮かさないように頑張ってみましょう。このときにギア変速が役に立ちます。脚と腕の踏ん張りの力のバランスが整った時に、初めて背筋と腹筋の双方へ負荷がかかってトレーニングの状態になるためです。
そんな感じで意識して自転車をこいでいると、ある日何気なく背中の腰のあたりを触ってみたら、背骨が窪んで両側に肉の土手が出来て谷間になっている？！背筋が割れた！という嬉しい状態になっていると思いますので、頑張って坂道をできる範囲で高めのギアでこいで登って鍛えてみて欲しいと思います。
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