病中、人は最大一週間位までなら風呂に入らなくても大丈夫?なんじゃないかと思った件

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今年に入って早々、初めて「入院した方が良くない?」といわれるくらいのひどい風邪をひき、しばらくお風呂にも入れないような状態になってしまいました。

もちろん現在はスッキリ完治して普通に生活しているのですが、当時は自分でもびっくりなくらい凄まじく不潔な状態に陥ってしまっていたのです。

かつてはよく「風邪をひくとお風呂に入ってはいけない」といわれていましたが、最近はちょっと事情が変わって、体温が38℃を超えていなければむしろお風呂には入った方が良いようです。

それはお風呂のお湯の温度に関係しているのですが、体温が37℃程度ならお風呂のお湯の温度が40℃程度だと3℃ほど温度差があるので、その温度差で温まってから寝ると意外と風邪の治りが早かったりするそうなのです。

ところが、38℃以上の体温になるとお湯の温度と体温の差が小さくなってしまうので、あまり温まった感がなくなってかえって身体が冷えてしまう可能性もあるということで、体温が38℃以上になった場合はお風呂に入らないで過ごした方が良いそうです。

で、私の場合は高熱だったのでお風呂に入れない日が一週間続いたんですが、まあ何といいますか、頭と言うか頭皮はゴワゴワ、髪もうねってヨレヨレになってしまいました。

汗はかくのに身体を洗うこともできないので、なんだか自分の皮膚上に別の皮が覆いかぶさっているかのような感覚で、これは多分いわゆる「垢」が蓄積しているのだろうなーなどと達観したような気持ちで過ごしていました。


そうこうしているうちに、もうそろそろ本当にヤバい!という自覚症状が生じだした頃、やっと久しぶりにお風呂に入れる体温に下がってくれたのでさっそく体を洗ったら、日本昔ばなしで見た「垢太郎」が作れるんじゃないかと思う程に大量の垢が出てきました。

もしこの状態で垢すりに出かけたらいったいどんなことになるのだろう、と妙にワクワクしてしまったりしました。

シャンプーも一度洗いした位では頭皮の汚れが全く落ちなかったので、何度もシャンプーではなく体を洗う石鹸で頭皮の脂を根こそぎ取ってから、今度こそ!の心意気でシャンプーで髪を洗ったのです。

このような体験から、とりあえず風呂に入っちゃいけない時期があったとしてもそれが1週間程度なら特に健康上の影響はなかったですし、ちょっと不潔という以外は困ったこともなかったので、人は意外と長い間風呂に入らなくても大丈夫な生命体だと実感した次第です。

匂いが気になるところですが、風邪の間は家族以外の人にも会いませんしね。

もちろん率先して不潔を実行する必要はありませんが、本当に風邪をひいて辛い、という状況の方への慰めになればと思い報告させていただきました。

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