爪を切るときは、爪切りで切った方がいいのか、それともハサミなのか？

爪切りというと、爪の形の曲線になっている刃で爪を挟んでパチン！と切る、あのタイプの爪切りがメジャーですが、中には普通のハサミで爪を切るという人もいます。

フツーのハサミは危ないから、ハサミ風の爪切りというモノで切っている人もいますが、断然ハサミがイイ！と言う人もまだまだいるのです。

その理由は、とにかく自由に好きなところ切れるのが便利、というのですが、個人的には普通の爪切りでも角度を変えたりすれば好きな部分を切れるんじゃないかなぁなどと思うのですが、実際に友人の一人などは、そうじゃない切り方が出来るからハサミで切るのを止められないと熱く主張するのです。

ということで、実際にハサミで爪を切っているという友人のその爪の切る一部始終を見せてもらいましたが、確かにああ～！これは普通の爪切りでは出来ないね！っていう切り方をしていたので、びっくり目からウロコの連続でした。

例えばですが、普通の爪切りはどうしても爪の上部分から攻めて行く感じになるので、最初に爪の脇から攻め込むことは難しいですよね。

まず爪の伸びた真上の部分から切って、ある程度短くなってから脇の角部分をついばむように整えたり、または爪切りの持ち手の裏面についているヤスリで削ったりして整えるのが主流です。

しかし、ハサミはもう最初に脇部分から切り始めることが出来るので、切り方によってはキレイに爪の形に沿ってオーバル型に切り揃えることが出来たり、または角度を付けたカッティング的な切り方も出来るのです。

このように、ハサミで爪を切る方法も色々自由度が高くて素晴らしいことが分かりましたが、じゃあハサミで爪を切ってみようかと思われたなら、なるべくお風呂上りなどの爪が柔らかいときに挑戦してみるのがよいそうです。

というのもハサミで爪を切る場合は、ハサミの刃というのは爪切りのように切った爪が飛び散りにくい構造になっている訳ではないので、爪を切り落とした時にあちこちに飛散してしまうからなのです。

その点爪が柔らかくなっている時は飛ばないで切り落とせるそうなので、ハサミで爪を切る時は、なるべくならそういう状態の時に切ると、どこかあさっての方向に飛散しにくくなるそうなので、覚えておかれてはいかがでしょう。

さて、友人の爪切りテクに感動はしたものの、私自身は今から普通のハサミでの爪切りに転向する自信はありません。きっと爪切り用のハサミがあるのだろうなと思って楽天で調べてみたら、やっぱりいろいろと便利そうな専用ハサミが売っていました。

こちらが爪切り用のハサミです。刃物で有名なドイツのゾーリンゲン製です。切れ味よさそうですね。

例えばこちらは足の爪専用の爪切りバサミ。柄が21cmと長くて、腰痛だったり妊婦さんも楽な体勢で足の爪が切れるのだそうです。私も体が硬いのでちょっと惹かれました。

かわいいのもあるな～と思ったら、こちらはペット用でした。笑

ネイリストさんにやっていただくようなきれいなオーバル型に爪を切ることがなかなかできないので、私も一度専用ハサミを入手してハサミでの爪切りに挑戦してみたいと思います。